82年おとこ、77年おんな。

ホテルと買物の備忘録、徒然なるままに書いています。

宿泊:メズム東京オートグラフコレクション チャプター2ガーデンビューバルコニー July 2020 プラチナ vol.1

ご覧頂きましてありがとうございます、82年おとこです。
今回はメズム東京オートグラフコレクション(以下、メズム東京)の、宿泊の様子をご紹介いたします。
メズム東京は竹芝に新しく出来た商業施設ウォーターズ竹芝のに居を構えるホテルで、JR東日本グループの日本ホテルによるものです。
またマリオットと提携し、同オートグラフコレクションホテルに加盟しているホテルでもあります。f:id:gmkb:20200730204040j:plain

プレスリリースには以下のようにあります。

「mesm Tokyo」は、“TOKYO WAVES”をコンセプトに、東京を取り巻く空気感、人々の流れ、伝統と革新の融合、新しい価値基準など、 絶えず変化する東京の“今”に根ざしたサービスやコンテンツを展開することにより、ゲストに新たな発見を提供する、次世代に向けたラグジュアリーなホテルです。ホテルの内装デザインは、国際的に高い評価を獲得しているインテリア建築デザイン会社のウィルソン アソシエイツ社(Wilson Associates)が手掛けます。「mesm Tokyo」では、くつろぎとインスピレーションが同居するオリジナルなホテル体験の提供だけでなく、壮観な東京ベイエリアや歴史ある浜離宮恩賜庭園といった美しい眺望、そして五感に心地よい刺激を与えるアートや音楽といった、豊かな地域資源と芸術の一体感を生かし、都会のエネルギーとクリエイティビティーが出会う洗練された国際的なホテルとなることを目指します。さらに、「mesm Tokyo」では、五感を魅了する体験を提供するにあたり、嗅覚、触覚に訴えるオリジナルバスアメニティを株式会社バルクオム(代表取締役CEO:野口卓也)によるプロデュース、味覚と嗅覚に訴えるドリンクとして猿田彦珈琲株式会社(代表取締役:大塚朝之)といった企業と、JAPAN QUALITYにこだわったコラボレーションを予定しています。

今回の宿泊には、spgAMEXの更新特典のである無料宿泊(50,000ポイント)を利用しました。
メズム東京はカテゴリー6となり、必要ポイントはオフピークで40,000ポイント、スタンダードで50,000ポイント、ピークで60,000ポイントと、ピーク以外で更新特典の利用が可能なホテルです。
ちなみに都内でカテゴリー6のホテルとなると、東京マリオットホテルやザ・プリンスさくらタワー東京オートグラフコレクション、コートヤード・バイ・マリオット東京ステーションがありますが、宿泊料金に関してはメズム東京が頭一つ高く、ポイント宿泊のお得さが際立つホテルと言えそうです。

こちらの記事で、カテゴリーと宿泊料金の比較を行っています。ホテルのエントランスについては、適度な重厚感がありながらスッキリとした印象にまとまっています。一見するとホテルと気付きづらい印象さえありますが、控えめでも美しいエントランスです。
また、一歩足を踏み入れると、スタッフ、もといタレント(メズム東京では、こう呼ぶそうです)の方々の連携やアテンドははとてもスムーズで、絶妙な距離感の会話が、心地良いホテルステイを始まりを感じさせてくれます。
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エントランスを進むとエレベーターで16階へと向かいます。
メズム東京は16階にロビー、レストラン、バー、バンケットルーム、17階から26階は客室フロアとなっています。f:id:gmkb:20200717063714j:plain

今回はレストラン「シェフズシアター」でランチの予約があったので、まずはそちらへ案内していただきました。
ランチはコース一種のみでしたが、とても美味しく満足できる内容でした。
食後は、チェックインを済ませお部屋へ。
アテンドいただいたアンバサダーの宮内さんには、食事後半ぐずり出した息子を連れて、ロビーで待っていた奥さんがお世話になり、とても丁寧で素敵な方でした。
アサインされたのは20階の2029号室、チャプター2のガーデンビューバルコニー付。
有償宿泊だと75,900円(サ・税込)となかなかのお値段、これが今回はspgAMEXの更新特典とは言え無料とはありがたい。f:id:gmkb:20200717083946j:plain
予約時点ではチャプター1でしたが、プラチナの特典で3段階アップグレードして頂き、チャプター2ガーデンビューバルコニー付きのお部屋となりました。
カテゴリーは下記のように細分化されていますが、スイート以外は面積に大きな差はなく、何も40m2以上あり快適に過ごせそうです。そしてメズム東京のハイライトは浜離宮を望むガーデンビューにあり、客室面積よりも眺望に重点が置かれているようです。
またエグゼクティブ以上から、クラブラウンジであるクラブメズムが利用できるカテゴリーとなります。

チャプター1 40m2(キング、ツイン)←予約
チャプター2 43~44m2(キング)
チャプター1 ガーデンビューバルコニー 40m2(ツイン)
チャプター2 ガーデンビューバルコニー 43~44m2(キング)←アップグレード
チャプター1エグゼクティブ 40m2(キング、ツイン)
チャプター2エグゼクティブ 43~44m2(キング)
チャプター1エグゼクティブ ガーデンビューバルコニー 40m2(ツイン)
チャプター2エグゼクティブ ガーデンビューバルコニー 43~44m2(キング)
チャプター3スイート ガーデンビューバルコニー 95m2(キング、ツイン)
チャプター4スイートリュクス ガーデンビューバルコニー 180m2(キング)
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2029号室は下図の赤い箇所に位置し、右隣はチャプター3スイートでしょうか。f:id:gmkb:20200717063613j:plain

扉を開けると広々とした空間が広がり、左手に姿見、右手にクローゼットとトイレがあります。f:id:gmkb:20200717084138j:plain

間取りはこのようになっており、入口側にウェットエリア、奥にベッドやソファが配された居室が広がります。
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ウェットエリアと居室の間に壁のような仕切は無く、広い窓、高い天井と合わせて、とても開放的で数字以上に広く感じるお部屋です。f:id:gmkb:20200717084518j:plain

ベッドの隣はシースルー仕様のバスルームが位置しますが、吊り扉を閉めることで視界を遮ることができます。
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ベッドサイドにはタブレットが用意され、室内の操作系統、ルームサービスなど一通りの機能が備わっています。また、一昔前にあったようなもたつき感は無く、サクサクとした操作が可能です。
また、時期的なものでしょうが、携帯用のアルコールスプレーも用意されていました。f:id:gmkb:20200717232620j:plain

電話機はダイヤル式黒電話を模したもの、メモパッドのペーパーウェイトは文鎮、ペンは筆ペンと、日本的なモチーフが随所に散りばめられています。
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黒電話モチーフの電話機は、同じくマリオットのモクシーでも採用されていたなと思ったのですが、ポンパドールが特徴のGMの方が、開業時のモクシー東京錦糸町のGMを勤めていたことを考えれば、備品含めホテルのテイストが似てくることもあるのかなと。
テレビ(55インチでしょうか)はベッドの正面に設置され、アームでしっかりと角度が付けられます。f:id:gmkb:20200717070013j:plain

また、カシオのデジタルピアノ「Privia」が全客室に設置され、ブルートゥース接続でスマートフォンなどの音楽データが再生可能です
「TOKYO WAVE」というコンセプトを掲げるメズム東京では、JAPAN QUALITYにこだわり、細部にこだわり、五感を魅了する時間と空間が導くイノベーティブな場所、ともあります。
東京そして日本の優れた旬な製品を、メズム東京のフィルターを通して提供することで、ゲストは新たな発見を楽しみ、客室そのものが製品のショウルームとして大きな役割を担っているよう強く感んじました。
それは、この後のコンプリメンタリーの飲食や、バスアメニティにも共通する点ではないでしょうか。f:id:gmkb:20200717084617j:plain

アーモアは焼き板のような質感を持ち、どこか懐かしい日本家屋を連想させます。
また、足元のトランクは見かけだけかと思ったら、しっかりと開閉出来る作りでした。f:id:gmkb:20200717085723j:plain

コーヒーは猿田彦珈琲によるもの。
昨今スタンダードとなった、カプセルタイプのコーヒーマシンとは対極にある、ペーパードリップ式です。
また、ネイビーのマグカップやブロンズカラーのケトルなど、小物にもメズム東京のテーマとなるカラーが投影されています。f:id:gmkb:20200717085327j:plain

引き出し内はこのような感じで、有料のミニバーはありません。f:id:gmkb:20200717085533j:plain

また、アイスペールに加え、他のホテルでは見慣れない抹茶のセットがあります。f:id:gmkb:20200717085505j:plain

冷蔵庫にはコンプリメンタリーのミネラルウォーターとビールが2本。
ビールの銘柄はハートランド、この辺りもこだわりがあるのでしょうか、お酒を飲まないボクにはあまり分からない分野ですが。f:id:gmkb:20200717085416j:plain

部屋に用意されている、飲食関連をまとめてみました。
ミネラルウォーターとビール、コーヒーに加え、紅茶はブリューティー、抹茶は舞妓の茶。
不二家とコラボレーションのミルキーとマカロン、パッケージのペコちゃんは、メズム東京のユニフォーム(Y's BANG ON!デザイン)を纏っています。
不二家のコラボに関しては、ウォーターズ竹芝内のアトレに、銀座みやちく竹芝店が開業することもあってようです。
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折角なので、抹茶を点ててみました。
椀は涼しげなガラスです。f:id:gmkb:20200717063122j:plain

備え付けのタブレットには、親切にハウツー動画が用意されています。f:id:gmkb:20200717231711j:plain

あまり、うまく泡立ちませんでしたが完成です。
普段行わないことも、こんなキッカケがあれば楽しめる、そんなひと時でした。f:id:gmkb:20200717062843j:plain

窓際に置かれたソファとテーブルのセット。
このお部屋にはビジネスデスクは無く、こちらのテーブルがその役割も果たすかの様に、側面にはコンセントが備えられています。
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ソファに関しては、デザインそして座り心地ともに、とても気に入りました。
墨の様な色味のザラッとした質感の生地に、臙脂色のクッションやトリミングがアクセントとなり、座面はかなり硬めの着座感ですが、安定性はしっかりと確保されています。f:id:gmkb:20200717063027j:plain

また、実際には生地内の骨格で完結した作りだとは思いますが、外枠に繊細な木材を配すことで凡庸なフォルムに止まらない、独自の雰囲気を持ったソファに仕上がっている様に感じました。f:id:gmkb:20200717065250j:plain

続いては、このお部屋のハイライトとも言えるバルコニーです。f:id:gmkb:20200717232127j:plain

適度な奥行きがあるバルコニーには、椅子とテーブルも用意されています。
宿泊した日は生憎の天候でしたが、ここに座ってのんびり過ごす時間は、とても気持ちの良いものでした。
お酒が好きな方なら、ここでビールを一杯、というのが最高なのでしょう。
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眺望に関しては、眼下に広がる浜離宮と、その先に広がる新橋汐留方面のビル群が臨めます。
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また、右手には築地市場跡地、その先にスカイツリーの姿を見ることが出来ます。f:id:gmkb:20200717232044j:plain 

夜景も綺麗ですが、やはりここは日中の景色の方が素敵ではないでしょうか。f:id:gmkb:20200717231842j:plain

メズム東京は、子供用のアメニティグッズも充実していましたので記しておきます。
1歳児の息子を連れての宿泊でしたが、ベッドの上には可愛らしいアメニティセットが用意されていました。
セットの内容はパジャマ、スリッパ、タオル、全身用シャンプー、歯ブラシ、そしてミルキーにマカロンと、お菓子まで揃っていました。f:id:gmkb:20200717084706j:plain

他にはベビーベッドを用意していただきました。f:id:gmkb:20200717065507j:plain

また、特にリクエストはしていないのですが、合わせてオムツポッドを用意してくれました。
メズム東京は、子連れでも過ごしやすいホテルではないでしょうか。f:id:gmkb:20200717065535j:plain

本日も最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。
次回はお部屋紹介後編の予定ですので、引き続きご覧くださいませ。

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