82年おとこ、77年おんな。

ホテルと買物の備忘録、徒然なるままに書いています。

ランチ:シェフズシアター@メズム東京オートグラフコレクション July.2020

ご覧頂きましてありがとうございます、82年おとこです。

今回はメズム東京オートグラフコレクションのメインダイニングである、シェフズシアターのランチの様子をご紹介いたします。
コロナ禍の現在、提供されるメニューはコース一種のみでしたが、料理はもちろんサービスに関しても、とても満足できる内容でした。
それは、この後に続くメズム東京での宿泊においても共通し、心地良い時間を過ごせるホテルでありました。f:id:gmkb:20200730202936j:plain
https://www.mesm.jp/restaurant/chefs_theatre.html

さて、こちらのシェフズシアターについて、カジュアルで開放的な空間ですが、お料理はとてもしっかりとした内容、そして浜離宮を臨む窓際席、ゆったりと寛げるソファ席など、子連れでも楽しめるレストランです。
公式サイトには以下のようにあります。

好奇心をくすぐる「ひと手間」と360°の美味体験

江戸前の粋と洗練された本物だけを贅沢に堪能するレストラン。
東京だからこそ集まる上質な素材を生かした本格的なフレンチを「ビストロノミー」スタイルにてご提供します。
ライブ感あふれるオープンキッチンから流れ出る音、香り、臨場感。五感のすべてで味わうここだけの美味しさをお届けします。

※Bistronomie(ビストロノミー)とは…
フランス語で「美食」を意味する「ガストロノミー」と、カジュアルな大衆レストラン「ビストロ」の2つの言葉を合わせた「ビストロノミー」。カジュアルでリラックスした雰囲気の中で、クオリティの高い本格的なお料理をご提供するフレンチレストランです。

 

Cruise-航海-と名付けられたランチコースは5,692円(サ・税込)、全5品で構成され内容は下記の通りです。
また、マリオットのプラチナ特典の割引が適用され、ドリンクを含めお得に食事を楽しむことが出来ました。
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それではここから、料理の内容を写真とともにご紹介して行きます。

Chapter 1
Awake-目覚め-
アミューズは4品が並びます。
溶岩石の上に、手前から豚足のランティーユを包んだコロッケ、紫芋のチップでサンドされたレバーパテ、サーモンにヒジキのソース、すももの生ハム巻き。
どれも、美味しく工夫が凝らされ、目で見ても楽しめるものですが、中でも豚足のランティーユコロッケが印象に残りました。

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Chapter 2
Breeze-そよ風-
アメーラトマトとトウモロコシを使った前菜です。
トマトはシャーベットにも姿を変え、トウモロコシのエスプーマと食感の対比が面白い一皿です。
また、甘さが際立つトマトとトウモロコシですが、途中セロリの出汁をかけることで爽やかな風味が広がり、味の変化も楽しめます。f:id:gmkb:20200714183749j:plain

Chapter 3
Summer-夏-
メインは低温調理したホロホロ鳥胸肉、パン粉をまぶしてカリッと焼き上げています。
ソースは赤ワインとブランデー、ディジョンマスタードをアクセントにしたもの。
しっとりとしていながら、歯ごたえもしっかりある肉質は、ソースとの相性もとても良いものでした。
また、付け合せの夏野菜と、ラビオリ(こちらにもホロホロ鳥)も存在感が強く、見た目以上にボリュームある一皿でした。
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奥さんはメインに、本日のお魚料理を選んでいました。
シンプルに焼き上げたスズキの旨みを、爽やかなソースが際立てる、夏に相応しいお味です。
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Chapter 4
Island-島-
今回のコースで一番印象に残ったのが、このデザートかもしれません。
艶やかな球体の上半分はココナッツムース、下半分はパイナップルアイス、土台にはチョコクランチ、そして下に広がるのはハーブソースです。f:id:gmkb:20200714183902j:plain

また、球体の断面はこのようになっており、ココナッツムースの中にパイナップルのコンポート?、パイナップルアイスの中にはチョコレートが包まれ、スプーンで下のハーブソースまでをひとすくいに口に運ぶと、複雑ながら不思議と雑味が一切ない美味しさが広がります。
なんとも表現しづらいですが、これは美味しいです、ほんとに。f:id:gmkb:20200714183915j:plain

Chapter 5
Afternoon-茶会-
食後は、紅茶またはコーヒーと小菓子が供されます。
紅茶はブリューティー、コーヒーは猿田彦珈琲のものが用意され、今回はモロッカンミントティーを頂きました。
また、小菓子はチョコレート、カヌレ、クッキーと、お茶のお供にぴったりの品数です。f:id:gmkb:20200714183924j:plain

以上がランチコースの内容ですが、想像以上にボリュームがあり、とても美味しい料理の数々でした。

次の記事からは、メズム東京宿泊の様子をお伝えいたします。

本日も最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。

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