レビュー:セルジュルタンス サンタルブラン
ご覧頂きましてありがとうございます、82年おとこです。
本日はフレグランスブランド『セルジュルタンス』の旗艦店、セルジュルタンス銀座を訪れてみましたので、お店の様子などご紹介いたします。
お店は銀座5丁目、あづま通り沿いの地下にあります。同じビルの地上二階までは『ザ・ギンザ』となっています。
セルジュルタンスを知らなければ、何のお店か分からない作りですが、この階段を下った先に入口があります。
地下一階がセルジュルタンス銀座、地下二階はイベントなどが行われる多目的ホールとなっています。
セルジュルタンス銀座のエントランスは、こんな感じに黒一色です。
店内も真っ黒な感じで、スポットが当てられた商品だけが、ひときわ存在感を放っています。ちなみに店内は無音、BGMが一切流れていない空間には違和感を覚えますが、これは、香りを選び楽しむ事に余計な情報はいらないよね、といった表れのようです。
コレクションノワール(EDP50ml 13,000+ 100ml 20,000+)、普遍的な長方形のボトルにシンプルなラベル、香りへの期待を膨らませてくれる、製品毎に着色されたカラフルな液体。コレクションノワールは、セルジュルタンスらしいユニークな香りが揃っています。
コレクションポリテス(EDP100ml ¥13,000+)、こちらは2019年5月からスタートしたシリーズで、全体的に軽やかな香りが多い印象です。なお、新しいシリーズとなっていますが、以前はローシリーズで展開されていたロードゥパイユやローフォアッド、そして長らく廃盤となっていたサンタルブランやフルールドゥシトロニエなどを加え、再編成したシリーズとも言えそうです。ちなみに、今回は懐かしさからサンタルブランを購入しました。
グラットシエル(EDP100ml ¥32,000+)、こちらも新しいシリーズですが、コレクションポリテス同様に、従来の香りを再編成した内容となっています。ただコレクションポリテスと対象的なのは、ボトルのイメージからも軽やかな香り、というよりはルタンスらしい重厚でクセのある香りが多い印象です。シェンヌやフュムリテュルクあたりが個人的には好きかなと。
セクションドール(50ml ¥50,000+)、セルジュルタンス最高峰のシリーズで国内ではセルジュルタンス銀座と、同じく銀座のシセイドウザストアのみで取り扱いと、極めて販路が限られたシリーズです。ここまでくるとセルジュルタンスのコンセプトに共鳴し、惚れ込まないと手を出しづらいな、と言う印象です。でも、色々と試すうちに欲しくなっちゃうんだろううな。
写真はありませんが、店内の奥にはセネセールドゥボーテという、メーキャップラインのカウンターが用意されています。
こちらは今回購入したサンタルブランです。10年ほど前にボクが初めて出会ったセルジュルタンスの香りで、その懐かしさから再び手にしてみました。白檀というネーミングですが、ウッディが全面に出るというよりは、まろやかな甘さにスパイシーさが見え隠れする印象です。以前と調香が全く同じかと言われれば、多少のリニューアルはされていると思いますが、それはどちらかと言うと、コレクションポリテスの意図する軽やかさにと言う方向にです。
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