82年おとこ、77年おんな。

ホテルと買物の備忘録、徒然なるままに書いています。

宿泊:旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン プレミアムルーム DIAMOND Mar.2019

ご覧頂きましてありがとうございます、82年おとこです。

春の訪れと言うにはまだまだ早い3月の軽井沢、妻と0歳児の長男と3人で初めての小旅行へ。宿泊先は旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトンです。こちらのホテルは宿泊者向けに、軽井沢駅とホテル間の無料送迎サービスが行われています。送迎には安全性を考慮してメルセデスが採用され、大きな荷物やグループ客にも対応出来るようVクラス、またはEクラスのステーションワゴンが用意されています。駅に着くと、ホテルのプレートを持ったスタッフの方が迎えてくれて、ここからホテルステイのひとときが始まります。ちなみに、駅からホテルまでは車で5分、歩いても15分程で到着しますが、荷物や寒さもあり車での送迎はありがたいサービスでした。

f:id:gmkb:20190311205602j:plain

www.kyukaruizawa-kikyo.com

旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトンは2018年にオープンした新しいホテルですが、建物自体は1986年開業の旧軽井沢ホテルを引継ぎ、ヒルトンのキュリオ・コレクションとして生まれ変わりました。建物は3棟で構成され、客室棟は内2棟で客室数50室の小規模ホテルです。メインストリートから少し奥まった立地は、静けさと周辺散策のしやすやをバランスよく両立しています。f:id:gmkb:20190311205851j:plain

また、キュリオ・コレクションはヒルトンブランドではありますが、国内にも多くある他のヒルトンとは異なる雰囲気のホテルとなっています。これはキュリオコレクションのポジション故のもので、ブランド紹介には以下のようなメッセージが記されています。

”誰にも真似のできない独自の個性とパーソナリティを持つホテルを集めたキュリオ・コレクションは、ひときわ異彩を放つブランドとなっています。本物、独自性、卓越。これらの要素を備えたホテルを厳選した極上のコレクション”

例えばマリオットで言うところの、ラグジュアリーコレクションやオートグラフコレクションの様な存在とでもいいましょうか。特にインバウンドの増加が著しい日本においては、日本らしさや地域性を生かしたホテルと、大手外資系チェーン協業するこによるメリットは大きのでは無いでしょうか。f:id:gmkb:20190311210237j:plain

ホテルに到着するとドライバーからレセプションスタッフへとスムーズな引き継ぎが行われ、チェックインはKIKYOラウンジで行われます。チャックインの際にはウェルカムドリンクと小菓子のプレートが提供されます。ドリンクはシャンパンの他、林檎ジュースや葡萄ジュースなどからも選部ことが出来、ヒルトンオナーズであれば13:30から夕刻までフリードリンクが楽しめるようです。オナーズのステータスは関係無しに利用できるので、チェックインの際にメンバー登録を済ませればOK、というものでしょう。f:id:gmkb:20190311210617j:plain

ラウンジスペースは結構広く、ホテルの規模を考えたら繁忙期でもない限り混雑することはなさそうです。ちなみに他のホテルにあるような、エグゼクティブラウンジは無く、客室カテゴリーやステータスによるサービスの差も少なく感じられ、どのゲストに対しても一定水準以上のサービスを提供しようという姿勢が見て取れます。f:id:gmkb:20190311210829j:plain

今回の宿泊はポイント併用で40,000ポイント+15,967円(税込)でデラックスルームの予約です。ダイヤモンド特典によるアップグレードについては、予約確認の段階で到着時ショウルームして決めてOKとのことでしたので、早速、部屋を案内してもらいました。部屋のカテゴリーは様々ありますが、下からスーペリア、デラックス、スイート(含プレミアム)の3種類に大別できます。なお、面積はデラックスで40平米以上、スイートは50平米以上と大きな差はなく、スイートだから凄く広い!といった事はございません。

f:id:gmkb:20190312230005j:plain

始めに向かった部屋は、予約確認の際に興味があったデラックスルームです。こちらはアップグレードにはなりませんが、ベビーカーがあるので広めの部屋希望という要望で提案されたお部屋です。下画像の221号室ですが、他のデラックスルームが48平米に対してこちらは54平米と、56平米のスイートに匹敵する広さがあります。

f:id:gmkb:20190312224814j:plain

そして仕切りがないワンルームならではの開放感があり、多少の荷物を広げても邪魔に感じない広さがあります。また、デラックスルームのあるB棟は、後述するプレミアムやスイートのあるA棟に比べ新しい建物ということもあり、石張りのバスルームやトイレなど水回りのグレードは高く感じます。f:id:gmkb:20190312225921j:plain

続いてプレミアムルームへ向かいます。2018年のリブランドに伴い、客室や大浴場は大幅なリニューアルが施されましたが、建物自体の設計や経年劣化は免れない箇所も見受けられます。特にエレベーターは、この価格帯のホテルとしては改善の余地ありかなと。

f:id:gmkb:20190311212230j:plain

さて、プレミアムルームですが、こちらはリビングとベッドルームが分割された作りです。また、コートヤードスイートも同様の間取りで、その違いは眺望のみでしょうね。f:id:gmkb:20190312225942j:plain

先ほどのデラックスルームと迷いましたが、今回はプレミアムルームを選びました。アサインされたお部屋は308号室、ちなみに306号室はコートヤードスイート、左端の310と311がスーペリアルームとなります。 f:id:gmkb:20190311211157j:plain

改めてダイヤモンドの特典ですが、プレミアムWi-Fi、朝食ブッフェ、客室アップグレード、レイトチェックアウト、KIKYOラウンジ一部メニュー無料とあります。なお、朝食は21時までに申し出れば、ルームサービスにも変更できるとの事でしたが今回はブッフェを楽しんでみようと思います。次回、宿泊の機会があれば、広めのデラックスルーム(221号室)と朝食ルームサービスを楽しんでみたいなと。f:id:gmkb:20190311212620j:plain

それでは、お部屋の紹介です。入口を入るとリビングルームが広がります。しっかりとしたファブリックのソファなど、ベージュでまとめた中にオレンジが効果的に配されたカラースキームが特徴です。f:id:gmkb:20190311211717j:plain

ホテルというか、どこか家庭的で落ち着ける空間です。ただ、テレビの配置にやや難ありで、ソファに座っては見辛い位置にあります。f:id:gmkb:20190311211838j:plain

センターテーブルの下部はチェストを兼ねており、中にはパジャマが入っています。f:id:gmkb:20190311212034j:plain

また、こちらのホテルの特徴としてはオールインクルーシブとまでは行かずとも、ミニバーの飲料が客室料金に含まれている点があります。その内容ですが、ウィスキーミニボトル3本。f:id:gmkb:20190311213115j:plain

ネスプレッソ、紅茶やラテ系ティーバッグ、ドライフルーツ、ボトルウォーターは4本用意されています。f:id:gmkb:20190311213300j:plain

冷蔵庫内には地ビールが3本、これらが気兼ねなく楽しめます。f:id:gmkb:20190311213420j:plain

また、カップ類も予備も含めて豊富に揃っています。f:id:gmkb:20190311214833j:plain

続いてベッドルーム、これといった特徴はないですがベッドは寝心地良しです。f:id:gmkb:20190311214006j:plain

枕元には必要最低限の備品が揃えられています。 f:id:gmkb:20190311215000j:plain

ベッド横のデスク、幅や高さ含め作業しやすいセットです。なお、デスク中央のスリット部は立ち上がり、鏡台にもなる作りです。f:id:gmkb:20190311214109j:plain

水回りについては些か古さが否めません。スペース的にシングルボウルでも仕方ありませんが、その高さが腰を大きくかがめないと使えない程に低いです。これは、少し背の高い方や、大柄な外国人客にはかなり使い辛いんじゃないかなと。f:id:gmkb:20190311215126j:plain

アメニティに関しては、結構こだわりが感じられるチョイスです。シャンプーなどはメゾンマルジェラのレプリカシリーズ、ティーエスケープの香りです。また、BUDDHIの美容オイルも2種類用意されています。なお、歯ブラシなどは、左側のホテルロゴマークが描かれた小箱にそれぞれ入っています。f:id:gmkb:20190311215424j:plain

ちなみに石鹸は、マルタンマルジェラらしく、数字が並んだカレンダータグのデザインです。f:id:gmkb:20190311215548j:plain

バスルームは洗い場付で、多くの日本人にとって使いやすい設計。ですが、どこか家庭的な雰囲気も漂う空間です。なお、ホテル内には大浴場も完備されており、多くはそちらを利用するのかなと。f:id:gmkb:20190311215648j:plain

トイレは少し古い印象のウォシュレット、この辺りはリブランドの際に手が付けられていないのでしょう。f:id:gmkb:20190311215738j:plain 

入口横には扉四面の大型クローゼットがあり、セキュリティボックスやアイロンなど一式、室内用のサンダルに加え、地下の大浴場用にスリッパも用意されています。f:id:gmkb:20190311213601j:plain

ターンダウンは17時から19時の間、リクエスト制で行われます。今回は館内のソノリテで夕食をとりましたので、その間に行ってもらいました。ターンダウンの際にベッドをくっつけてもらいもらいました。f:id:gmkb:20190311214316j:plain

ソノリテでのディナーはこちらの記事をご覧ください。www.82otoko.com

 ベッドの上には大人用パジャマに加え、子供用のパジャマとのアメニティも用意してくれました。乳児なのでこのサイズのパジャマも歯ブラシも必要ないですが、一人のゲストして迎えられている事に、少し嬉しくなっちゃいました。ちなみに、ソノリテでも小さなお皿とカトラリーがセットされていました。f:id:gmkb:20190311214415j:plain

そして、ミニバーにはおやすみ前のチョコレートがありました。f:id:gmkb:20190311214610j:plain

本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。

スポンサーリンク