宿泊:琴平花壇 香川旅行 Jun.15,2016
いつもブログをご覧いただきまして、ありがとうございます、82年おとこです。
今回は一年以上前の旅行記になりますが、四国・琴平を訪れた時の事をご紹介いたします。
旅の始まりは羽田空港、ANAで岡山まで向かいます。今回はプレミアムクラス搭乗なので、出発までANAラウンジでゆっくりさせてもらいます。平日9時頃のラウンジは人もまばらな感じです。
羽田10:05発岡山行き653便、到着は11:20。1時間少々の空の旅ですが、陸路では味わえない旅への高揚感がありますよね。
そんな訳であっという間に岡山に到着です、人生初の岡山ですが今回は旅の中継地点。岡山空港からシャトルバスで岡山駅へと向かいます。空港から約30分、運賃は760円です。
岡山駅からは列車の旅です、まずはマリンライナーに乗車。
しばらく走ると瀬戸大橋へさしかかります。今回、空路でダイレクトに高松へ行かず岡山経由にした理由はこの瀬戸大橋を渡りたい、この一点につきます。
瀬戸大橋を渡り、乗り換え駅の坂出に到着です。
ここからサンポートに乗り換えて目的地である琴平駅を目指します。
羽田を発って時間4時間、岡山駅から1時間半で琴平駅に到着です。
駅からは送迎の車で宿泊先である琴平花壇に到着です。琴平花壇の創業は江戸時代初頭の寛永4年(1627年)、森鴎外や与謝野晶子など多くの文人に好まれた旅館のようです。ちなみに箱根の強羅花壇とは、一切関係ないようです。泊まる前は同じグループなのかと思っていました。
お部屋は松月テラスのツイン、旅館でありながら洋室にベッドが置かれ使い勝手が良く、広さは40平米程で二人でのんびり過ごすのに丁度良い感じです。
宿泊費は2名2食付きで宿泊費は38,386円(税込)でした。
小さいながもテラスがあり、眼下には金倉川が流れます。また遠く見渡すと街並みの奥に讃岐富士を眺めることができます。なかなか開放感があって良いお部屋です。
旅館の前を流れる金倉川には、国の有形文化財である鞘橋が掛かります。
さて、琴平に来たからには金比羅山へ登りましょう。785段の石段の途中には沢山の店が軒を並べ、飽きずに登り続けられます。ただ、石段は結構急なので歩きやすい靴がオススメです。
御本宮まで辿り着き、辺りを見渡すと讃岐平野が一望できます、写真では伝えられない迫力ある風景です。
旅館へ戻る道すがら讃岐うどんに舌鼓。金毘羅宮の表参道には沢山のうどん屋さんがあり、どこも美味しいうどんがいただけます。
旅館に泊まった際のお楽しみはやはり食ではないでしょうか。夕食はメインダイニングで山海の幸を織り交ぜたコースです。
四国と言えば土佐のカツオ。
続いてお造り5点盛り、これも新鮮で美味しいのです。
牛肉も程よく脂が乗っていて口に入れるとろけます。
お肉の後はさっぱりとタコしゃぶです。
締めに炊き込みご飯、間違いのない美味しさです。
デザートをいただいてごちそうさま。男性には少なく感じてしまうかもしれませんが、どれも美味しく程よいボリュームです。
翌朝も夕食と同じダイニングで提供されます、夕食とは違いカウンター席です。目の前に広がる朝の緑が気持ちいいです。
ザ・旅館の朝ごはん、という内容です。目の前で和えてくれるサラダ、好きな焼き加減で食べる干物、そして小鉢の数々もしっかりと美味しい、そんな幸せなひと時です。
朝食後、早めのチェックアウトをして琴平駅へ送って頂きました。岡山まで出た後、新幹線で東京まで戻るルートで帰路につきました。
普段、なかなか旅館に泊まる機会はありませんが、時にはこういう小旅行もいいものですね。