一週間で日本列島ほぼ縦断旅vol.3 青森 大間〜恐山
いつもご覧いただきましてありがとうございます、82年おとこです。
2013年9月、一週間で日本各地を巡る一人旅をした時の記録です。
4年も前の情報ですが何かのお役に立てれば幸いです。
前回の記事はこちらからどうぞ。
昨晩、函館に到着したのですが、朝起きたらすぐに準備を整えて港へ向かいます。観光は一切なし、フェリーに乗り込みます。
このフェリーで津軽海峡を渡り青森へ向かいます。フェリーは一日に2便のみの運航、逃すわけにはいきません。
船内はこんな感じ、シーズンオフかガラガラです。
天気に恵まれ海風心地よい甲板です。
函館を出て、1時間半程で大間に到着です。
港の周りはこんな感じ、のどかな漁村。
折角なので大間散歩。
海の安全祈願?豊漁の神様でしょうか。
お腹も空いたので、途中で見かけたこちらで昼ごはん。食堂とまと。
マグロ丼とザル中華。ザル中華はものすごくあっさりしたつけ麺、中華麺を麺つゆにつけて食べるものを指すらしく、東北ではメジャーな料理のようです。
お腹を満たした後は、下北へ向けて路線バスで移動です。大間から下北までは乗り換えなしで約2時間。走り出してから1時間程は、信号機を見かけない道を南下します。
下北駅に到着後は、バスを乗り継ぎむつ市バスターミナルへ、そこから更に乗り継ぎ恐山へ向かいました。ここまで約3時間のバスの旅でした。
比叡山、高野山と並び日本三大霊山に数えられる恐山ですが、詳しいことは知らずとも前々から訪れてみたいと思っていたボクにとって、ここは今回の旅のハイライトでもありました。
地蔵菩薩を本尊とするだけあり、入り口から大きなお地蔵さん。
ちょっと不思議な亀。
立派な山門をくぐり、進んでいきます。
しばらく進むと賽の河原に辿り着きます。
何というか不思議な光景が広がります。実際には青森の山奥のはずですが、どこか知らない世界に来たような感覚です。
極楽浜、白い砂浜とエメラルドグリーンの湖の景観を極楽になぞらえたのでしょう。ちなみにこの湖、宇曽利湖の水質は弱酸性といってもpH.3.5で生息できる生き物は少なく、魚類では酸性に適応できるウグイのみだそうです。
見た目の美しさとは逆に、生き物が住めない環境というギャップがなんとも。
とても透明度が高い宇曽利湖を眺めながら恐山を後にしました。
再びバスで下北市街に戻りホテルにチェックイン。
今夜のお宿、ホテルユニサイトむつ。
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荷物を置いたら、近場をプラプラ散歩してみました。
知らない街の夕暮れ時、どこか切ない気持ちになりますよね。
と、言っても特にすることもなく、お腹が空いたのでホテルに戻って夕食です。
むつの名物味噌貝焼きもオーダー。 おかずと言うより酒の肴的な料理でしたが美味しく頂きました。
本日の移動距離:88km
(函館~大間40km 大間~むつ48km)
総移動距離:2963km