82年おとこ、77年おんな。

ホテルと買物の備忘録、徒然なるままに書いています。

レビュー:シセイ ブリーフケース1156

ご覧頂きましてありがとうございます、82年おとこです。

本日はCiseiのブリーフケース1156をご紹介します。と、その前にこのCiseiというブランドの読み方ですが、シセイ?チセイ?どちらが正しいのでしょうか。Ciseiはデザイナーの大平智生さんの名前に由来するようですが、智生の読みはチセイ、でも輸入代理店の表記はシセイ、そして公式サイト上ではCiseiで統一され日本語表記は無しと。

さて、そんな読み方が謎なCiseiは、拠点をイタリアに置くことから生産もイタリア国内ですが、細部まで仕上げはしっかりしており、個体差が比較的少ない安定したブランドと言えます。そこで、今回は仕事用に縦型のブリーフケースを購入してみました。サイズは縦35×幅31×マチ8cmとコンパクトな外観のものです。f:id:gmkb:20181227133607j:plain

atelierbonhomme.com

購入先はヤフオクですが、新品が定価139,320円の半額で出品されており、65,000円で手にすることが出来ました。そもそも縦型のブリーフケースの需要というか人気はあまりないでしょうから、この価格は妥当なのかもしれません。

本体に用いられる素材はCisei定番のリンドスと呼ばれるカーフのシュリンクレザーです。もっちりふっくらしたジャーマンシュリンクとは異なり、しっとり柔らかなリンドスはキズが付きやすいですが、その上品な面持ちが持ち味と言えます。

本体の作りは表面はオープンポケットになっておりスマートフォンや文庫本などの収納に便利です。f:id:gmkb:20181227133624j:plain

裏面は大きなファスナーポケットが付きますが、マチが無いので厚みのあるものは入れづらい、というか大きなものを入れるとメインの収納スペースを干渉してしまいます。f:id:gmkb:20181227133616j:plain

細部の作りは一定以上の国産品には敵いませんが、ステッチやタブの作り、そしてコバ仕上げまで綺麗に仕上げられています。また、金具は金色仕上げで革の表情と合間ってクラシカルな印象で。このあたりの雰囲気はなかなか良いのではないでしょうか。f:id:gmkb:20181227133723j:plain
メイン収納は薄マチながらファスナーポケットと、オープンポケットが2つ備えられています。また、内装は一面ピッグスエードで仕立てられ、手触りの良さと耐久性を両立しています。f:id:gmkb:20181227133644j:plain

Ciseiの製品は以前にも、ブリーフケースとラウンドファスナー財布を使っていましたが、尖った印象がなく周りからの反応も上々と、手にしてみて損は無いブランドでは無いでしょうか。

本日もご覧頂きまして、ありがとうございました。

 

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